9月23日にひと・まち交流館にて「第5回スマホ&タブレット合奏コンクール」無事終了しました。
この「スマホ&タブレット合奏コンクール」はもともとICTの世界に、高齢者や障がい者が取り残されないよう、高齢者や障がい者の外出を促して仲間づくりをすること、また、高齢者施設訪問、地域のイベント参加などを通じてやりがいづくりを目標に始めたものです。
この「スマホ&タブレット合奏」は楽器アプリを使うことで指1本で演奏できるという素晴らしいものです。テーマ曲もできました。
楽器を演奏できなかった人でもいろいろな音色を奏でることができます。
今回は初めてZOOMでの遠方からの参加、また会場の様子をリアルタイムでyoutubeLive で流すなどチャレンジしてみました。
リハーサルを重ねていたにも関わらず本番になるとネットが切れたりと問題点も発生しましたがそれは改善点が見つかったと思っています。
指ヨシキさんによるウィンナーソーセージやパプリカを叩いての演奏などみんなの気を引くパフォーマンスも素晴らしいものがありました。
下記URLよりダイジェスト版をご覧いただけます。
https://youtu.be/Ao2drk8xJNM
「第5回スマホ&タブレット合奏コンクール」
ダイジェスト版
全員の方に源氏物語のオリジナルクリアファイルプレゼント。
指ヨシキさんによる合奏指導、初めてyoutubeLive で会場の様子を配信します。
https://youtube.com/live/2ERY4zx2D9k?feature=share
iPhone、iPadを使った演奏を東京ドーム、 NHK、フジテレビなどで披露。
iPhone/iPad用GarageBand
解説本2冊を執筆。
第一回AIアートグランプ リ受賞。
「スマホ&タブレット合奏コンクール」への思い
花パソは主にシニアの方が情報難民にならないようPC、タブレット、スマホの講座やサポートしている。
ipadが世に出たころ、触る(タップ)だけで動いたり、画面の美しさに驚いたものだ。
池に泳いでいる魚をタップすると波紋が広がり魚が逃げる。指でなぞると絵が描けてipadを振ると絵がリセットされる。
何もかもが新鮮だった。そんなipadに魅せられてipadに詳しい人を紹介してもらった。
NTT西日本の林 明生氏に紹介されたのがNPO法人支援機器普及促進協会理事長 高松 崇氏だ。
彼は障碍者にipadを教えていた。京都駅前のスターバックスで3人で使い方やいろいろなアプリを紹介してもらったのを思い出す。
その後、シニアの人にipadを使いこなしもらうのはどうしたらよいか思い悩む日々が続いた。
高齢者は講座をしてもその場では理解してくれるがすぐに忘れてしまう。
何とかしてipadを毎日触ってもらえないか。
楽器アプリが驚くほど本物に近い音色が出せる。
例えばトランペット一つを取ってみても本当の楽器なら音が出るまでも何年も練習が必要だ。
でも、アプリなら本当に指1本でトランペットの音が出るのだ。
これなら私でも楽器を奏でることができる!!!
小さいころから楽器を触ったのはリコーダーとハーモニカぐらいだった。
中学の時の成績は「4」だったがこれは筆記試験のおかげだ。実技は全くダメだった。
ビートルズが好きで音楽は好きだったけれど自分で楽器を弾くことなど夢のまた夢だった。
アプリのおかげで私はピアニストにもドラマーにもなれた。
でもピアノをポツンポツン弾いても楽しくなかった。やはり、ドラムだったり、ピアノだったり、
バイオリンだったりみんなで1つの曲を奏でるのは大きな楽しみだ。
それらしいミニオーケストラにもなれる。
高齢者にとってもみんなと一緒に練習することで外出もできるし、仲間もできる。
試しに花パソでグループを作って演奏してみた。それぞれのパートの楽譜を作って演奏してみた。
できた!!それらしい曲が演奏できたのだ。
花パソiPad合奏Vol.1
https://www.youtube.com/watch?v=MsOcEjzPKXU
花パソiPad合奏Vol.2
https://www.youtube.com/watch?v=7XK2W0CDY_I
花パソiPad合奏Vol.3
https://www.youtube.com/watch?v=F0NDR1sEbRo
花パソiPad合奏Vol.3では雅Bigsの子供たちやふしみんPubno皆さんも協力してくれた。
自信をつけていろいろな場所で演奏した。
失敗もたくさんした。隣の音が聞こえなくて音がバラバラになった。スピーカーの音が小さ過ぎて
観客の人は聞こえなかったり。
演奏したものをyoutubeにアップしてみたが11年前にはipadやyoutubeの存在すら
「それ何?」て感じで、ましてや高齢者や障碍者にとっては何のことかわからず
見てくれる人もいなかった。
楽器を演奏する人からは邪道だともいわれた。
でも、指1本で演奏できるんだよ、仲間と一緒に楽しむことができるんだよ、
たくさんの人に知ってもらいたい、そんな思いで交流会がスタートし、
高齢者や障碍者だけでなく楽器アプリでできる技術や演奏方法も若い人から刺激を受けたい!
全国から集まった人と交流したい、タブレットやスマホで演奏もできるんだよと
たくさんの人に知ってもらいたいと2016年から交流会からコンクール形式にし、もっと
技術を競い合ってもらうことにした。
ICTの進歩に伴いこの「スマホ&タブレット合奏コンクール」も形を変えていくだろう。
誰でもスマートフォン・タブレットで参加できる次世代コンサート!だ。
ダイジェスト版